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- 南部医療センター・こども医療センター「理想の看護師」インタビュー
- 看護師10年目 松本 彩さんへのインタビュー
それまでの慣れた暮らしを離れて、沖縄という風土も文化も違う土地で暮らし働くということ。そこにはどんな楽しさや苦難があるのでしょうか?
県立病院で働く医療従事者に沖縄に移住してきた動機やライフスタイルをインタビューしました。
看護師10年目 松本 彩(まつもと あや)さん
沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 看護師10年目
出身はどちらですか?
兵庫県の尼崎市です。もちろん阪神ファンです(笑)
お仕事の内容を教えてください
小児部門で看護師をしていて、主に先天性の心疾患や腎疾患のある子どもたちを担当しています。
先天性疾患ですから0歳児から対応していて、長期にわたって関わることが多いです。子どもたちの成長も見ることができて、やりがいもあります。
なぜ小児部門の看護師に?
母が7人きょうだいの長女で、私も長女です。年下のいとこが多く、小さな子どもたちと触れ合ううちに看護師を志すようになりました。
どうして沖縄に移住しようと思ったのですか?
「友情応援」って知っていますか?
尼崎高校の吹奏楽部に入っていて、毎年甲子園に出場する沖縄の野球部を演奏で応援していたんです。ちょうど興南高校が連続優勝した頃でした。
そこで沖縄の子たちと交流ができて、毎年沖縄に遊びに行くようになったんです。
沖縄の海が大好きになって、ダイビングのライセンスもとりました。
沖縄に来る前に不安はありましたか?
兵庫県立こども病院にいたのですが、辞める1年前に同じ病院の先生が今いるこの県立病院で働くことになったんです。ちょうど沖縄で働きたいと思っていた時だったので、いろいろ相談に乗ってもらいました。
沖縄の病院に来てからも、その先生がいらっしゃるおかげで馴染みやすかったです。なので不安はほとんど無かったです。
実際に沖縄に来て良かったことは何ですか?
人があたたかいというか、みんな優しいですね。同じ病院で働く人たちも、子どもたちのご両親も。
以前いた病院と比べても時間がゆっくり流れていて雰囲気が明るいです。
逆に困ったことはありましたか?
テレビのチャンネルが少ないことです(笑)
お笑いが好きなので、関西系の放送が少ないのがさみしいです。
あと「~しましょうね」と言われていっしょに付いて行ったら(?)となって(笑)
(沖縄では~しますね、の意)沖縄独特の表現や、方言はまだまだ慣れないです。
沖縄での余暇の過ごし方は?
やはり海が多いです。本土の友人を沖縄に呼んでいっしょにダイビングしたり、バーベキューをしたり。本当に海の綺麗さはケタ違いです。
あとは野球が好きなのでいろんなプロ野球チームのキャンプを見に行きます。両親が来たときは二日連続で宜野座村まで阪神のキャンプを見に行きました。
沖縄移住を考えている医療従事者にメッセージをお願いします。
やっぱり(余暇で)リゾート気分が味わえることが大きな魅力です。
沖縄の人たちは気持ちがあたたかいので、心配することはあまりないと思います。
まずは仕事でなくとも良いので沖縄に遊びに来てその魅力を感じてください。